■ 天気予報もニュース報道も自動音声AIへの置き換えを熱烈希望!!

久しぶりに夕方のTBSテレビで天気予報を見た。

そこには気象予報士とぬいぐるみ、そして笑顔を絶やさない女性アナウンサー。

「お天気ショー」の開幕である。
九龍颯大 2025.08.14
誰でも

久しぶりに夕方のTBSテレビで天気予報を見た。

そこには気象予報士とぬいぐるみ、そして笑顔を絶やさない女性アナウンサー。

「お天気ショー」の開幕である。

しかし、その内容を聞くうちに、こちらの顔はどんどん曇ってくる。

「雨が降らないとお米が不作になる」と被害者口調。
ようやく雨が降れば「降りすぎて道路が冠水」と加害者扱い。
雨が止めば今度は「日差しが足りず洗濯物が乾かない」と主婦目線の苦情。

ここまで来ると天気予報ではなく、単なる「お天気バラエティ」だ。

もしもボクが天気の神様なら、こう命じるだろう。
「この放送局だけ永遠に集中豪雨で水没させろ」と。

▼ 情報から番組へ、そして商品へ

本来、天気予報やニュースは事実を伝えるインフラだった。

しかし今は違う。

スポンサーが喜ぶ番組に加工され、視聴率が稼げる商品へと変質している。

その過程で、ニュースは芝居がかり、天気はお笑い枠となり、社会問題はワイドショーのネタに落ちた。
報道番組はスポンサーの意向を無視できない。
突っ込むべき事実も、スポンサーが不快になるなら軽く流す。
逆に盛り上げたい事件は、BGMやテロップでドラマ仕立てにする。
結果、視聴者は事実ではなく、演出された空気を浴びているにすぎない。

▼ AIの方が100倍マシ

正直、数値と天気図だけなら自動音声AIで十分だ。

AIは気分屋ではないし、雲のせいで機嫌が悪くなることもない。

「明日の降水確率は40%です」——必要なのはこの一文だけだ。

社会問題も、事実だけを短く報告すればよい。

視聴率のための煽りや感情操作を排し、純粋な情報に徹すれば、テレビはようやく情報インフラの原点に立ち返れる。

▼ 人間アナウンサーの役割は?

人間アナウンサーは、番組中の盛り上げ役やワイプ芸から解放され、好きなだけSNSで自己発信をすればいい。

少なくとも、空模様に文句を言い続けるよりは、世のためになるはずだ。

まぁ、普段はテレビなんて観ないけどね……。

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