■災害は「天のしるし」なのか?…『日月神示』が語る自然界の声
それらは、ただの自然現象ではなく「天のしるし」なのではないか......!?
この問いに真正面から答えるのが『日月神示(ひつきしんじ)』であり、その解説書が『日月神示の大預言 天産自給の原点に還れ』です。
ボクがこの本を最初に読んだのは、約40年も前でした。
その頃のボクは、サニワもできなかったし、ノストラダムスブーム等のいわゆる終末思想に辟易し、人々の恐怖を煽る類の本に拒絶反応を示した。
そして、この本をマイ本棚の「もう読みたくない本」のコーナーに収めた。
その時の本は、もう手元には無く、この機会に改めて古本屋で探して再読。
なんせ40年も経過しているので、時事的な情報が古すぎる感はあるが、サニワを意識しながら真摯に読み進めた。
本記事では、同書と原典『日月神示』の引用を交えながら、自然災害の真相について読み解いていきます。
▼自然災害は禊ぎ…「神の懺悔」としての現象
まず『日月神示』は、自然災害を「神の懺悔」と捉えています。
それは破壊ではなく、浄化(禊ぎ)としての意味を持ちます。
「天変地異は神の懺悔。地震、雷、火の雨、水の難、皆、禊ぎぞよ」『富士の巻 第13帖』
人間の驕りや乱れをただ裁くのではなく、調和を取り戻すための動きだと捉える視座です。
▼日本は雛型…
災害が起こる必然の地日本列島は、世界の雛型であると繰り返し語られています。
そこで起こることは、やがて世界全体に広がるという預言です。
「日本は世界の雛型ぞ。ここで起こることは、やがて世界に広がるぞよ」『日の出の巻 第15帖』
この一文により、地震や異常気象を単なる日本の災難と見るのではなく、地球全体へのメッセージと読み解く必要があることがわかります。
▼干ばつ・気候異変は自然界の悲鳴
近年の異常気象に対して、『日月神示』は明確な警鐘を鳴らしています。
「天が泣くぞ。風が泣くぞ。草も木も泣いてゐるぞ。人ばかりが気付かぬぞよ」 『月光の巻 第9帖』
自然界は、今まさに人間の横暴や忘恩に対して悲鳴を上げているという強烈なメッセージ。
災害は偶然の気象ではなく、気付かせるための現象だと示されています。
▼災いは喜びへ転じるもの
恐怖に飲み込まれるのではなく、災いは新たな道への門であるという視座も、日月神示は伝えています。
「この方の神示、恐れて読むでないぞ。喜んで読むのぞ。災いも福となる道あるのじゃ」
『夜明けの巻 第1帖』
すべての現象は選び直す機会であり、立替え・立直しの一環であると捉え直せば、私たちの態度は大きく変わるでしょう。
▼天地の声に、耳を澄ますとき
私たちが文明を手にした代償として、失いつつあるものがあります。
それは自然の声を聴く力。
「 天地とともに生きよ」 『日月神示 冒頭の神示』
この根源的な言葉に立ち返るとき、本来的には災害は敵などではない。
現在の状況を問い直すための「神のメッセージ」、それがこの本のメッセージだ。
40度前後の日々が連続し、生命に関わる危険な暑さ続く今年の日本の灼熱の日々を「神のメッセージ」として読み解くことができる人はどのくらいいるのだろうか?
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